LINEスタンプって、自分にも作れるのかな?と不安に思いながら調べ始めたのが、このガイドを書いたきっかけです。最初は何も分からず戸惑いましたが、調べていくうちに「意外と始めやすいかも」と感じ、実際に作ってみたらとても楽しく、しかもちゃんと収益にもつながりました。
この記事では、初心者がLINEスタンプで収益を上げるまでの流れを、実体験を交えてわかりやすく紹介します。
そもそもLINEスタンプってどうやって稼げるの?
LINEスタンプは、LINE Creators Marketという公式プラットフォームに登録して販売できます。自分で描いたスタンプを登録し、審査に通るとLINE STOREで販売可能になり、購入された分の一部が収益として入ってきます。
販売価格の30%前後がAppleやGoogleの手数料として引かれ、その残りの50%がクリエイターの収益になります。たとえば120円で販売すると、実際の収益は1個あたり約42円前後です。
また、月額制の「LINEスタンプ プレミアム」にも登録することで、スタンプが使われた回数に応じた報酬をもらえる仕組みもあります。
登録は簡単!LINE Creators Marketに参加しよう
スタンプを販売するには、まずLINE Creators Marketに登録する必要があります。やるべきことは次の3つです。
- LINE Creators Marketのサイトにアクセスし、自分のLINEアカウントでログイン
- 利用規約を読み、名前・住所・連絡先などの情報を入力
- 報酬を受け取るための銀行口座を登録
私自身、銀行情報を登録するところで「本格的に始めるんだ」と緊張しましたが、後回しにせずしっかり入力しておいたことで、審査後すぐに販売に移れました。
スタンプ制作の基本とツールの選び方
LINEスタンプには厳密な制作ルールがあります。ルールを守らないと審査に通らないので、必ず確認しましょう。
主なガイドライン:
- サイズ:370×320px(背景透過PNG)
- スタンプ数:8、16、24、32、40個のいずれか
- ファイル形式:PNG、1MB以下
私はiPadとProcreateで作業しています。最初は余白のとり方やバランスに迷いましたが、LINE公式のガイドラインを何度も確認しながら、少しずつ慣れていきました。
完成したスタンプが形になっていく過程はとても楽しく、制作が進むごとに「もっと描きたい!」という気持ちが大きくなりました。
売れるスタンプの秘密とは?ユーザー視点を忘れずに
スタンプは「かわいい」だけでは売れません。実際に使われるためには、日常の会話にフィットすることが大切です。
売れるスタンプのポイント:
- 「ありがとう」「了解」「今向かってます」など使いやすい言葉を選ぶ
- 小さな表示でもわかりやすいデザインにする
- キャラクターに個性を持たせて、印象に残るようにする
やってはいけないこと:
- 他人のキャラや写真を使う(著作権・肖像権の侵害)
- 過激・不快な表現(暴力、差別、性的表現など)
- 宣伝目的や個人情報の要求を含む内容
私も一度、著作権や肖像権に配慮が足りず、スタンプがリジェクトされたことがありました。その経験から、権利に対する意識が大きく変わり、次からはしっかりチェックできるようになりました。
スタンプを販売するまでの流れをチェック
スタンプが完成したら、次は販売申請です。これも手順に沿えば迷わず進められます。
申請時にやること:
- スタンプのタイトルと説明文(英語・日本語両方)を入力
- カテゴリ、販売エリア、価格を設定
- メイン画像、スタンプ画像、タブ画像をアップロード
- 各スタンプにタグをつけて、検索に表示されやすくする
審査期間は通常1週間以内。私の経験では2日で承認されたこともあります。承認後は「リリース」ボタンを押すのを忘れずに。私も最初はこの操作を忘れて販売されず、ひとりで焦った経験があります。
スタンプの宣伝方法と売上アップのコツ
作ったスタンプを知ってもらうために、宣伝活動はとても大事です。SNSを上手に活用するのがポイントです。
宣伝アイデア:
- InstagramやXで完成スタンプや使用例を投稿
- 制作裏話やキャラクターのエピソードを添える
- ハッシュタグ(#LINEスタンプ #自作スタンプ)を使って検索されやすくする
- トレンドや季節に合わせたスタンプを定期的にリリース
私もXに投稿してみたところ、友人が買ってくれて宣伝してくれたことで、フォロワーの方にも広まり、売上が増えました。
気になった方は➡︎ こちらから作成したスタンプをチェックしてみてください!
税金のことも忘れずに!お金の管理と申告の基本
スタンプで得た収入は「副業収入」として税務上の申告対象になることがあります。
ポイントを簡単に整理:
- サラリーマンなら副収入が年間20万円超で申告が必要
- 主婦や学生でも、収入が48万円を超えると申告対象に
- 制作に使ったアプリ代、iPad代などは経費として計上可能
私も初めての確定申告は不安でいっぱいでしたが、税務署の無料相談に行って一気に不安が軽くなりました。迷ったときは、専門家に相談するのが安心です。
続けることが成功の近道!LINEスタンプ収益化のまとめ
LINEスタンプで収益を上げるには、ルールを理解してコツコツ続けることが大切です。初めてのリリースで1つでも売れたときは、思わずガッツポーズしました。
「自分の描いたものが、誰かの会話で使われている」──その感動は、数字以上の達成感があります。
続けていくうちに、自分の世界観を持ったキャラクターが育っていくのも楽しいです。あなたもぜひ、LINEスタンプの世界に一歩踏み出してみませんか?
思いがけない出会いや喜びが、きっと待っているはずです。
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