はじめに Midjourneyをこれから使ってみたい人へ
Midjourney(ミッドジャーニー)は、文章を入力するだけでAIがとてもキレイな画像を自動で作ってくれる人気のサービスです。最近はSNSでも話題になっていて、イラストや写真のような絵を簡単に作れることから、多くの人が利用しています。
この記事では、Midjourneyをこれから使ってみたい初心者の方に向けて、はじめ方から画像の作り方、料金プランの違いまで、やさしくていねいに説明していきます。調べながら始めたい人にもピッタリな内容です。
Midjourneyとは?どんな画像が作れるの?
Midjourneyは、AI(人工知能)があなたの言葉を読み取って、その内容に合った画像を自動で作ってくれるサービスです。たとえば「白いネコが窓辺に座っている朝の光の中」というような説明文(プロンプト)を入力すると、それに合った絵を描いてくれます。
作れる画像のジャンルはとても広く、リアルな風景、アニメ風のキャラクター、商品写真のようなイメージ、未来的な世界など、さまざまなスタイルに対応しています。
最初は「Discord(ディスコード)」というチャットアプリを使って操作する必要がありましたが、現在はブラウザ版も登場して、より使いやすくなっています。
Midjourneyは無料では使えませんが、毎月の料金を払えば誰でも利用できます。プロのデザイナーやイラストレーターだけでなく、趣味でイラストを作りたい人、SNSの投稿に使いたい人、ブログやYouTubeのサムネイルを作りたい人など、いろいろな場面で活用されています。
Midjourneyを始める手順
Midjourneyを使うには、まずDiscordのアカウントを作成する必要があります。これはMidjourneyがDiscord上で動作するためです。
次に、Midjourneyの公式サイトにアクセスしてDiscordアカウントを連携し、公式サーバーに参加します。そこから「/imagine」というコマンドを入力し、作りたい画像の内容(プロンプト)を入力すれば、AIが画像を生成してくれます。
生成された4枚の画像の中から、気に入ったものを選んで高画質にしたり(Uボタン)、似たパターンをもう一度作る(Vボタン)ことができます。
Midjourneyの料金プランをわかりやすく紹介
Midjourneyには以下の4つの有料プランがあります。どのプランを選ぶかは、使いたい頻度や目的に合わせて選びましょう。
プラン名 | 月の料金の目安 | 高速生成できる時間 | 同時に作れる数 | 時間制限なしのRelaxモード | 画像を非公開にできるステルスモード |
---|---|---|---|---|---|
Basic | 約1,500円 | 月に約3時間 | 最大3つ | なし | なし |
Standard | 約4,500円 | 月に15時間 | 最大3つ | あり | なし |
Pro | 約9,000円 | 月に30時間 | 最大12こ | あり | あり |
Mega | 約18,000円 | 月に60時間 | 最大24こ | あり | あり |
Relaxモードは、時間を気にせずゆっくりと画像を作れる便利なモードです。ステルスモードは、自分の作った画像を他のユーザーから非表示にできます。
とりあえず試してみたい人にはBasicプランがおすすめです。もっとたくさん使いたい人や、仕事に使う場合はStandard以上を検討すると良いでしょう。
自分専用のDiscordサーバーを作るメリット
Midjourneyの公式サーバーには世界中のユーザーが集まっており、画像がどんどん流れて見づらくなることがあります。そんなときは、自分専用のDiscordサーバーを作るのが便利です。
Discordの「+」ボタンから新しいサーバーを作成し、そこにMidjourney Botを招待すれば、自分だけの静かな作業スペースが完成します。集中して画像を作りたい人にとって、とてもおすすめの方法です。
Midjourneyで実際に画像を作ってみよう
Midjourneyの画像生成はとても簡単です。以下の手順で操作できます。
- Discordのチャット欄で「/imagine」と入力します。
- 続けて、作りたい画像の内容を英語で入力します(例:”a sunset over a quiet beach”)。
- 数秒から1分ほどで、4枚の画像が表示されます。
- 気に入った画像を「U1〜U4」で高画質にしたり、「V1〜V4」で似た画像を作ることができます。
例:
a cute cat sitting on a window sill, morning light, ultra detailed --ar 16:9
英語が苦手でも、簡単な単語の組み合わせでOKです。慣れてくると自然と上達していきます。
プロンプトを工夫して理想の画像を作ろう
プロンプト(画像の説明文)を少し工夫するだけで、Midjourneyが作る画像の雰囲気やスタイルを大きく変えることができます。
- 「–no text」を使うと文字を除外できます。
- 「::1.5」と書くと、特定の単語の影響を強めることができます。
このように、ちょっとした設定で仕上がりをコントロールできます。リアルな風景やファンタジーの世界、イラスト風や絵本風など、幅広いジャンルを試しながら、自分に合った表現を探してみましょう。
おわりに Midjourneyを楽しみながら始めよう
Midjourneyは、文字を入力するだけで誰でも簡単に画像を作れるすばらしいツールです。最初は少し戸惑うかもしれませんが、少しずつ覚えればどんどん楽しくなります。
まずはBasicプランで気軽に始めてみて、自分のペースで試していくのがおすすめです。画像生成AIに興味があるなら、Midjourneyはきっと楽しく学べるパートナーになります。
もしもっと詳しく知りたくなったら、「Midjourneyの始め方完全ガイド」や「プロンプト例100選」などの関連記事もぜひ読んでみてください。
今が、AI画像の世界に足を踏み入れるベストなタイミングです。
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